『それでは、私は一旦帰ります
また後日お話をさせていただきたい』
そぅ言って帰っていったお父様。
…あたし、どうすればいいの??
「悠クン…」
────────────────…
──────────────…
次の日。
あたしは全然眠れなかった。
クマができたまま、学校に向かった。
「蒼依~、おはよー…って、はぁ??
何やったの、あんた!!」
「あぁ~、雫チャ~ン、おはよー」
「ってこらこらこら!!
蒼依~!!
そのクマ!!
何があったの!!」
あたしは雫チャンに昨日あったできこどをはなした。
「…え、それまじでいってんの??」
「うん…」
「あんた、そのまま佐々木と別れてもいーの??」
「やだよぉ…
雫チャン…どうしよう…」

