先に口を開いたのは、予想通り4代目総長の坂野。 それは適当にスルーして、他3人の顔を観察する。 そして気付いた。 ……やっぱり。 そこに居たのは、ハッキングしたデータとはかなり違う顔の皆様。 …はめられた、ってわけか。 『で?本物の"坂野"はどいつ?』 きっと…データは作られていた。 総長なんかじゃない奴らの写真を、あたし達に入手させたのだ。 よって…"坂野"と思っていたやつも、本当は違うやつな訳で…。 目の前の、成りすました"坂野"を睨み返す。