『んー…またあの場所かな?』 「あのばしょー?…あ!!あそこー?」 『多分そうよ』 「やった、たのしみ!」 "あの場所"は、緋舞も好きな場所。 …もちろん、冬可もあたしも大好きな場所だけど… 出来れば、子供には関わって欲しくはなかった。 常に危険が伴うし。 楽しいだけじゃダメだから。 『よし。はい、用意完ぺき』 「かんぺき☆」 『かんぺき☆』 壁に体を預けて、ずっとこちらを見ていた冬可に声を掛けて、 …家を出た。