有無を言わせないようにか、どうかは分からないが、 こんなに殺気を出した冬可を見るのは、ホントに久しぶりで…。 高校生は完全ビビっちゃってるし。 チラ…と、幹部を見れば。 さすが、軽く目を見開く程度で、今は"我関せず"を貫いている。 …そんな様子に気付いたのか、「……ママ…?」龍が起きてきてしまった。 『龍?!』 「…どうした」 それを見て冬可は、凄まじかった殺気を一気に消した。