既にやる気満々の、現幹部クン達に対して、『うん…、宜しくね……』断るコトなど出来なかった。
そして思う。
威厳とお金の為にも絶対に負けられない、と。
『…じゃあ、気を取り直して。』
「…乾杯」
「『「「かんぱーい!!」」』」
人数分用意されたジョッキとコップとグラス。
あたしたち大人(大学生含め)は、もちろんお酒。
…が、高校生にお酒を飲ませる訳にはいかない。
『…ハヤト』
「………。」
ソロソロとお酒に手を伸ばそうとしていたハヤトを一瞥して名前を呼べば、
伸ばしていた手はまたソロソロと引っ込められた。
いくら幹部だと言っても、高校生は高校生。
近くにあったコーラを手にとって、ハヤトに渡す。
渡せば、は?みたいな視線を向けられるが睨み返せば、大人しくソレを飲んでいた。


