ヒマリュウ-Ⅲ-




あたしが頷いたのをいいことに、話はどんどん進んでいく。



「あたしは桃さんと〜」


『……はい?』


「あたしも、桃さんと対決します」


『……え?』


「俺は冬可さんと」


「……は?」



冬可は全部あたしが相手すると思っていたのか、

サクの言葉に疑問で返し。


あたしは全部冬可とやると思ってたから、ユリとカナちゃんに疑問で返す。



「だって…男は男、女は女、でやらないと不公平じゃありません?」



それにもっともな正論で返してくれたのは、

意外にも高校生のナツだった。


他の幹部も、ナツの意見にうんうんと頷いている。