『――…失礼しました。』 変に意気投合していたふたりは放っておいて…、あたしは一足先に部屋を後にした。 向かった先は、冬可の部屋(この家で冬可が使っていた部屋)。 手には――表彰状。 『…うん、この辺でいいかな。』 あたし達の家に飾っても良かったんだけど、やっぱりこっちのがいいかなー…って。 そう思い飾った場所は、いつもまったりするソファーの丁度上の壁。 "表彰状"と言う文字 と、 "佐蔵冬可・桃 様"と言う文字。 飾ると余計に、嬉しさが増すみたいだ。