暫く絶句したあと、はぁ…と 溜め息を吐いたのが分かった。 …うん、わかったよ。 あたしは料理、全く出来ないんだね。 「…俺がやる」 『…あたしも、それがいいと思う。』 「酒とか色々冷やしといて」 『ん。分かった』 …料理教室にでも通おうかな。 冬可の手際のよさを横目に見ながら、切にそう思った。