ヒマリュウ-Ⅲ-


――――――…
――――…



「…桃さん!!」


『おー、なんか久し振り』


「冬可さん…!!」


「お前等久し振り。」



左側のホールに入るなり、前からいる傘下の各総長に話し掛けられた。

…約、4年ぶり。



4年…という月日は、とても長いモノだった。

緋舞と龍が、赤ちゃんの頃歩けなかったのが、今は歩けて喋れるようになるみたいに。



各総長も全然知らない人だったり、前の幹部のヤツだったり…。

まちまちだが、知ってるヤツは話し掛けてくれる。



…それが、久し振りで嬉しかった。