ヒマリュウ-Ⅲ-




遅れて来たハヤトとも、先程合流。

余程急いで来たのか、車にも関わらず息が切れていた。



『あたしと冬可と…あと誰、左行く?』


「こっち…右は、あたしと恭哉と…あと幹部ふたり、誰?」



初代のあたし等と、2代目の舞達は絶対分かれるとして。

…幹部もふたりずつに、分かれてもらうしかない。



「はいっ、あたし桃さんとこ行きますっ!!久し振りだから!」


「…俺も。桃さんと冬可さん、二人と動いたコトないから記念に。」



なんと、立候補してくれたのはカナちゃんとハヤト。



…あたしは。

まだこんなにあたし達を憧れてくれてるカナちゃんにも、先日逢ったばかりなのに敬意を示してくれるハヤトにも、感謝の気持ちでいっぱいになる。



「分かったわ。サクとユリはあたし達とでいい?」


「はい、桃さんとは動いたことありますし」


「それが丁度いいですしね?」



それと同時に、サクとユリの大人な考えに感心させられた。