そして目の前に差し出されたのは、一つの果物。 思わず冬可を見上げれば、その目が"切ってみろ"と訴えている。 …絶対、バカにされてる。 そうは思うけど、いざ包丁を持って皮を剥きはじめると、…何故かキウイの食べる部分が凄く小さい。 『…なんで?』 ボウルに入った冬可達のキウイは、あたしの今手の中にあるキウイの、三倍の大きさはある。 …なんで? 「…どうやったら、そんな小さくなるんだよ?」 フッ…と、笑われた。 ……しょうがないけどさ、文句言えないけどさ。 …うん、何も言えない。笑