ヒマリュウ-Ⅲ-




「お前、言いすぎ(笑)」



さすがは冬可。

慣れているのか、煙草を吸い終わるなりまた果物を刻みはじめた。



……問題は、恭哉と坂野。

口を開けて固まったまま、動かない。



『…おーい?…大丈夫ー…?』



ヒラヒラ…と、二人の目の前で手を振るが、全く効果がない。



…ま、いいか。

あたしが代わりに切れば。

いくらあたしでも、切るぐらいなら出来るっしょ。



「やめろ」