魔法の言葉~本当にあった恋の話~

『ナオ、あたしね?

凄く凄く、ナオの事大好きだったよ!!

結婚・・・したかった。

ずっと一緒に居たかった。

それぐらい、大好きだったんだからね?』



・・・嘘。

だった・・・なんかじゃない。

今でもそう思ってる。

今でも凄く大好きだよ。



『俺も。

麻美に負けへんくらい大好きやったで!!』



ありがと。





『最後に、聞いてもいいかな?』


あたしがずっと気になってた

小さな事。

でも、恥ずかしくて聞けなかった事。





『どうして?

どうしてクリスマスのあの日

あたしに声をかけたの?

駅までの道だって、ナオなら知ってたはず。

それに、何より。

声をかけた時、後姿しか見てなかったじゃん。


やっぱり、誰でも良かったの?』




そう、あの日。

ナオは後ろから声をかけてきた。

道を聞いてきたあの駅だって

ナオが知らないはずがない。


友達との罰ゲームだったのかな?

なんて

思ったりもした、小さな疑問。