「お疲れ様でした。」 9時すぎ、早々にお開きになった。 二次会に誘われたけど…ほんっと…勘弁してほしい。 適当に断って、電車に飛び乗った。 幹斗の家はここから一駅、 うちは幹斗とは逆に一駅。 こんなに近いのに…会えない。 ねぇ幹斗。 指輪まだ持っててもいいの? 5年ってあまりにも長くて…いろんなとこで幹斗思い出すよ。 『ただいま』って帰ってくる幹斗。 『おかえり』って迎えてくれる幹斗。 『恵子』『恵子』って呼んでほしいよ。 やっぱり寂しいよ。 幹斗がいないと頑張れないよ。