「……今回……全然やつれてないな。
飯も食えてて、眠れてんの?」
先生は前に別れたことを言ってるんだろ。
あんときは確かに酷かったし。
「今は普通ですよ。
なんとなく…無理なのかなあって思ってるし…
恵子に…俺との未来が見えないなら、いつまでも縛っておけないでしょ。」
「俺は…志賀恵子は普通にお前を好きに見えたよ。
運命感じてるように見えたけど…」
うんうんと先生も頷く。
「俺も普段は思ってたけどね。
でも恵子に余裕がなくなる度に…なんかひっかかってた。
俺は…運命も感じてたし…
だからこそ…恵子の家族とも仲良くしてたんだ。
泊まる時だって…嘘なんてつかせたことなかった。
同棲のお願いだって、二つ返事だったよ。
今でも…会いたいし、連絡したいし、大好きだけど…
もう無理かもな。」

