それから部屋に戻って、ベッドに座って俯いてた顔をふっと上げると。 鏡に映ったのは、青白く不安な顔をした女の子。 なんて顔してんのよ、私。 こんな顔で悠基たちに会うの? そんなことを思っていたら、頭に浮かんでくるのはみんなの顔。 そうだ。 私は何をやってるの? 落ち込んでる暇があったら、考えないと。 今、私にできることを。