《くっそ……!! おい、亜美を何が何でも守れよ》 「へぇ。 ちょっとは認めてもらえたんだ?」 《いちいちお前はうるせぇんだよ!!》 「ふっ。あんたやっぱり亜美の兄貴だな。 面白ぇわ」 今日初めてこいつとしゃべって、よくわかった。 空炎は、いい族だ――― こいつが総長なら、悪いようになるはずがねぇ。 今思えば、学校で空炎の下っぱに出会っても、1回も敵視されたことねぇな。