あれ?亜美ちゃん。 「眠いんですか?」 『うん……』 あー、これは半分寝ているな。 もう外も暗いしね。 「家どこだ?送る」 『ありが……』 ……寝ちゃった。 家は全く知らないし、ハッキングすれば空虎と炎虎がうるさいだろうからね。 さて、どうしよっか。 とりあえず、このまま寝かしておいたら風邪ひくからベッドに運ばないと。 幸いベッドはたくさんあるし。 ―――ヒョイッ