――――――――……………… ――――――…………… ――――………… 結局あいつは最後まで名乗らなかったけど、僕らは天姫だったって確信している。 実際、嵐龍を潰しに来たときには天姫だって名乗ってたしね。 僕たちは本当に天姫に憧れてるんだ。 天姫率いる蝶凛にもね。 悠基なんか、天姫のトレードマークの銀色と空色に、髪を染めたぐらい。 だから天姫が消えたときは、本当にショックだった。 それは今でも変わらない。 でも、亜美のおかげで楽になれたんだ。 本当にありがとう、亜美。