「めっちゃよかったで!!」 「きっと、過去にも未来にも、亜美ちゃん以上の挨拶をする人はいませんよ」 「ほんとかっこよかったよ。 でも、あの高さから飛び降りて大丈夫だった?」 『大丈夫だよ。 でも、悠基まで来るとは思わなかった』 「俺らもびっくりしたわ。 ほんま急に飛び降りたし」 「……姫だけ下に置いとくわけにいかねーだろ」 へー。 『悠基って意外に紳士なんだね!!』 嬉しくて、満面の笑みを悠基に向けると。