気がつくとわたしは 道路の真ん中に立っていた。 わたし、トラックに ひかれたんじゃなかったっけ…?? 死んだの?? 「ここ…どこ??」 周りには誰もいない。 セミがミンミン鳴くなか わたしの声だけが響く。 しばらく歩いてみると どこか見覚えのある町並みが見えてきた。 「きらきら…商店街??」 看板にそう書かれている。 聞き覚えのある名前。