そのまま進んでみると 住宅街が見えてきた。 「もしかして…」 そう、ここはわたしが 小さいころ住んでいた街だ。 パパが死ぬまで ここにお母さんと3人で 住んでたんだ。 たしかこのまま真っ直ぐ行って 右に曲がったところに わたしの住んでいた家があるはず…!! そう思い行ってみると 確かにそこには家があった。 これだ…。 比較的綺麗な一戸建て。 昔と変わらないんだ…。 今はなんていう人が住んでいるんだろう。