「本当にポルターガイストが起きるなんて……、もう出ましょうよ博士」 顔を上げた中村は、泣いてはいない物の、情けない顔を博士に向けて懇願する。 ここに来るまで強がっていたが、実は彼はこの手の話しが非常に苦手だった。 ましてや当事者になるなど考えられない。 「はぁ、取り敢えずここの原因はわかったから安心しろ」 「へっ? ポルターガイストじゃないんですか?」 思わず彼は、間抜けな顔をした。