「………」



今日は、珍しくかーくんが帰って来るのが遅い日。



大好きなパパがいないことでぐずっていた茉央をようやく寝かし付けた私は、ふと時計を見上げた。



…もう22時過ぎてる。



茉央に合わせて生活してる私は、いつもならこの時間は眠くなるはずなのに、何故か今日は覚醒していた。



かーくんには『先に寝てていい』と言われてたけど、眠くないんじゃしょうがない。



私はせっかく寝かせた茉央を起こさないように、リビングでボリュームを小さくしてテレビを見ていた。