「購買は売り切れたし弁当無いんでコンビニ行ってきていい?」 「なんだ久しぶりだな。大滝もか?」 「……はい」 岡田センセは職員室の時計に目を向けた。 それにつられて俺もそっちを向くと、狼とバッチリ目が合ってしまった。 一重でここまでカッコイイ奴ってコイツくらいだろうな、なんて呑気なこと考えたりね。