一匹狼と無邪気なワンコ



 男同士だからどう触れていいか分からなくて。


 凄く怖かったけど。


 でも、あろう事か陸から一歩を踏み出してくれた。


 俺はそれに甘える事にする。


 一緒に笑えて、楽しめて、こんな風に手まで繋げて。


 俺はすっごく幸せだ。


「なんていうか……好き、だわ」


 空を見上げながら言うこいつの横顔を見ながら、俺は答えた。