「ばっ、ばか近い!!」 「――あ、悪い」 その訴えに、俺は両手を離した。 「あーあ……俺のいちご大福……」 近い、と言っておきながら気にするのはそこなのか。 「明日買ってやるって」 一口しか食ってないんだけどな。