「なぁ……寒くないか?」 「ワガママだなー。ほい」 お弁当を出したカバンとは別の入れ物から、ブランケットであろうものを二つ取り出した。 「さすがに二人で一つ使うのはアレだからねー。こっち使って。あ、ちゃんと洗濯したから大丈夫! 親父がだけど」 「ははっ、なんだそれ。小野寺じゃないのかよ」