私が次に目を覚ましたのは二日後だった。


そばには安部さんが居てくれた。


「徹ちゃんは?」


よし、かすれてはいるけど声は出る。


「自宅にいるわよ。
恵理ちゃんが元気にならないと徹くんも心配するわよ。
早く元気になろうね。」


それからなんど聞いても同じような答えで、今徹ちゃんちがどうなっているか答えてはもらえなかった。


父も母も会いには来てくれたが、すぐに病院から帰ってしまった。


疲れきった顔の両親を見て、何かが起きていると感じた。