あ、そういえば…


「今何時? それに誰があたしをここまで運んできてくれたの? あと…運んできてくれた人をここに呼び出して。 んで…」


まだ続きを言うハズだったのに楓に遮られてしまった。


「ちょっ…いっぺんに言うな!! あたしの頭が容量オーバーするだろうが!!」


容量オーバーだなんてそんな大袈裟な………。


視線でそう訴えればキツく睨まれてしまった。


さすがWhite roseの元総長。


怖い睨みは今も健在で。


言っとくけどその睨み、あたしだからいいものの一般ピープルの人には駄目だからね?


強烈過ぎて視線逸らさないと無理だよ。




さっきまで知恵熱っぽいものがあって頭に激痛が走っていたのに今はそんな感じで頭がきちんと正常に回っている。


あ、もしかしなくても治った?


あたしって自然治癒力も高いけどこうゆう治癒力も高いのか。


いやー、人間って素晴らしい!!とか思ってみたり…。


てか話、完全に逸れてたよね?


あたしは全く気づかなかったけどさ。


気づいたのは今だけどさ。


まぁ………深いことは気にしない方向で。





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