〜杷月目線〜


あたしはWhite rose幹部の杷月。


萌架とは何がきっかけで仲良くなったのかは忘れたけど…小さい頃に仲良くなった。




「萌架ー?」


この頃、呼んでも返事がないときの方が多い。


なんかやけにボーッとしてるし、かと思えば物によくぶつかったりするし…。


不安を覚えながらも萌架を観察していたある日。




『『『アゲハー!!!!!!!!!!』』』


という声が下から聞こえてきた。


チラッと見下ろしてみると前、手合わせしたこの辺をしめてる族…えーと…狼龍だっけ?がいた。


その声に反応して萌架は出てきたけど…なるほど。


狼龍?が原因かー。


小さくため息をつきながら下の様子を見ると亜実が帰していた。


亜実もなんか気づいたな…。




狼龍を帰した後、藍に聞いていた亜実。


一緒にあたしも聞いたが…うん、なんか大変みたい。


てかむちゃくちゃ萌架が心配なんですけどー。


モテるっていうのも大変ね…。
(杷月もモテます by.きょぉ)




メールで『相談とかいつでもしてね☆』と送っておいた。


溜め込まないようにね、萌架。





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