覚悟を決めたものの、いざするってなると凄く緊張して体が強張る。 決して過去の事を思い出して怖いとかじゃないんだけど…躊躇してしまう…。 本当に私でいいんだろうかとか…翔ちゃん、つまんなかったらどうしようとか…。 またそんな風に考えちゃう。 翔ちゃんと再会してから私、一喜一憂なってばかりだね。 「翔ちゃん…やっぱり私っ//」 「紗耶。悪いがもう、止められねぇ…。今すぐお前が欲しい」 翔ちゃんは耳元で低くハスキーな声で囁く。 それだけでまた、私の体はピクッと反応し力が抜けて行く。