「僕を歳三様に仕えさせてください!」

 鉄之助が頭を下げて頼む

「いや、命の恩人って程の事をしてないしその」

 戸惑う歳三

「お願いします!」

 強く言う鉄之助

「でも、指揮官がなんて言うか」

 戸惑う歳三

「指揮官には良いと言われましたし今日から
 白の組織の一員です!歳三様の為なら命も落とす覚悟で!だから!」

 引こうとせず頼む鉄之助

「分かったよ」

 鉄之助の猛攻に折れる歳三

「では」

 鉄之助が頭を上げて言う

「ただし!仕えるのは良いけど俺達は対等だ!そう、親友の
 様に!危ない時は助け合う!でも命は捨てるな!それが仕える条件だ!」

 歳三が言う

「ありがとうございます!」

 また深く頭を下げる