「失礼、貴方宗形さん?」

 総司が声を掛ける

「そうだ」

 宗形がだるそうに答える

「あんたを捕まえに来た!」     

 総司が言う

「何故だ?」

 宗形が少し焦った様子で聞く    

「あんた黒の組織に関わってるだろ?」

 総司が問い詰める

「何故分かる?」

 宗形が焦り言う  

「信用出来る情報を得た!」

 総司が言う     

「ちっ!バレちゃ仕方ない!死ね!」

 そう言うと刀を構える宗形  

「今だ!」

 勇が後ろから捕まえにかかる

「甘いぜ!」

 簡単にかわす宗形

「ちっ!」    

 交わされて舌打ちをする勇 

「まずはお前からだ!食らえ!」

 そう言うと総司に向かって刀を振り下ろす宗形   

「うわ!何だ?刀から雷?」

 攻撃をかわし驚き言う総司    

「落ち着け総司!」

 総司を落ち着かせる為に勇は言う 

「いやっ!あんなの反則でしょ?」  

 総司が焦り言う

「これは雷剣!実際には雷は発生してない!幻だ!だが
 当たるとやばいぜ!」

 総司に説明する勇       

「頑張れ!総司に近藤さん!」    

 二人の応援をする総司

「総司は見てるだけだから良いよな」

 総司の言葉に愚痴る総司

「そんな技どうした!!行くぜ!」

 そう言うと勇が走り出す 

「なっ!消えた!」 

 宗形が驚く

「食らえ!」

 そう言うと宗形を峰打ちして気絶させる勇

「総司!今近藤さん消えたよな?」

 ビックリして総司に言う総司  

「あん?何言ってるんだ?右左に走りながら峰打ちしただろ?」

 総司は見えてたらしく普通に説明する

「総司今の見えてたの!?」

 総司の言葉に驚く総司

「ああ」     

 普通に返す総司

「凄!近藤さんも凄いけど総司も凄!」

 今のが総司に見えてて驚く総司     

「さっ!団子食べて帰ろう!」

 総司が笑顔で言う