「いらっしゃい」

 店の人が元気よく言う 

「一番高い団子3本にお茶3杯ください」

 南条が言う 

「え?何で3つ?」

 総司が聞く 

「奢りだ、食べてくれ」

 南条が言う 

「何か悪いな」

 勇が言う 

「良いさ」

 南条が言う 

「団子お待ちどう!あっ!お前は!銀二じゃないか!今まで何処に行ってたんだ!」

 団子を持ってきた店の人が言う 

「久しぶり親父、親父の団子食べに来たよ」

 笑顔で言う南条 

「南条お前」

 総司が言う 

「此処は俺の家だ、だから最後に食べたくて来た」

 南条が総司に言う 

「そちらは誰だ?」

 南条の父親が聞く 

「友達だよ」

 南条が言う 

「そうか、お前達傷だらけだから食べたら3人共中で傷の手当てをしてから行きなさい!」

 南条の父親が言う 

「ありがとう親父」