「おっ!熊発見!情報の熊と一致だっと」

 総司が熊を発見する

「油断するなよ沖田!」

 斉藤が言う

「分かってますよ」

 準備万端と言った感じで言う総司

「じゃあやるか」

 斉藤が言う

「ああって熊が俺を追い掛けて来てないか?」

 総司が言う

「そうか?」

 斎藤が首をかしげて言う

「うわ!き、来た!」

 総司は焦って逃げる    

「頑張れ沖田」

 斉藤は他人事の様に言う

「他人事みたいに!熊が熊が!
 怖い怖い怖い怖いよ〜!」

 叫びながら逃げ回る総司   

「たく仕方ないな!俺の方へ逃げて来い!倒す!」

 斉藤が言う   

「うわぁ〜!」

 斉藤の言葉が耳に入らないのか逃げ回る総司

「あのバカ!反対に逃げてら!」

 斎藤が少し呆れた感じで言う

「ん?あれは?総司?斎藤さん!
 総司の奴何してるんですか?」

 歳三が聞く

「見ての通りだ!今から助けに入る」

 そう歳三に言うと構える斎藤

「あいつにそれはいらないですよ」

 少し笑いながら斎藤に言う 

「なっ!」

 その言葉緒を聞いて驚く斎藤

「バカは見殺しで良いんですよ」

 笑いながら斎藤に言う歳三

「それは駄目だろう!」

 真面目な顔して歳三に突っ込む斎藤

「ふふふ」

 歳三が笑う

「ぎゃ〜!よし!此処なら木も草も
 動物も居ない!喰らえ!」

 そう言うと逃げ回りながら周りを確認して
 から飛び上がって剣を振り下ろす

「ぐばぁ〜!」

 悲鳴をあげて倒れる熊

「ねっ、だから言ったでしょ?バカは見殺しで良いんですよって」

 結果が分かっていたのか笑いながら斎藤に言う歳三

「ふっ!」

 歳三の言葉に思わず笑う斎藤

「お〜!歳三じゃん!この熊いつもみたいに食おうぜ!」

 歳三が居るのに気がついて笑いながら言う総司

「それいいな!」

 総司の言葉に乗り気で返す歳三

「熊を食う?食えないだろ!」

 全力で突っ込む斎藤    

「これが美味いんだよ、持ち帰って皆で食べよう」

 笑顔で斎藤に言う総司