「明日お祭りどうする?」 「あー、車椅子でいく?」 放課後の部室で親友の由紀と話していた。 「うん。いつもごめん」 「や!全然〜」 ケラケラと笑う由紀は本当に優しい奴だと思う。 確かに 人一倍明るくしたり、 流行にのったり、 障害者として生きたくない私は それなりに努力もした。 だけどこんな理解があって よくある哀れみの眼がない友達と沢山出会えたことは 多分私の人生でものすごく 宝物なんだ