「えっ・・・そうなの?」 「うん。だからちょっと気になってたんだ」 タバコの匂いが鼻をかすめる。 「でもナナちゃんは入ったんでしょ?てかこれからそこで寝るんでしょ?・・・何考えてんのかわかんないな、あいつ。栞(シオリ)さんさえ入れなかったのに」 そう言い放った秀に、 「何!?あの女まだソウキと付き合ってんの!?」 忍さんが顔色を変えた。 ・・・なんだ。 ソウキ彼女いるのか。 いや、いない方がおかしい。 あのルックス、 そして総長ともなると、女には困らないんだろうな。