そんな人達に混ざりながら街をうろついていると、一人の女性に声をかけられた。 「ちょっと一緒に来てくれない?」 最初は耳を疑った。 それもそのはず。 私に遊びの誘いをしてくる物好きな人がいるなんて、信じられなくて。 それに、知り合いとかでもなく初対面の女の人だ。 ましてや、大人の女性。 長い髪をフワフワに巻き、化粧は上手で綺麗。 少し派手な服装から長い足が見える。 ・・・美人。 そう思わせる。