ギルが書類を書き始めて
10分程経った。


「相変わらず
めんどくせぇなコレ。」

「プロなんだから
慣れていかないとな。」

「ハイハイ。」

男はニヤリと笑う。


「…ところで
今書いてる書類の依頼は
どうだったんだ?」

「まぁ
イージーだったかな?
ガードマン達のがたいが
良いからもう少しできると思ったけど、
ランク的にはFだな。」

言い終えると同時にギルは書類を書き終えた。

「そりゃ、ランクDの
おまえの敵じゃねぇわな。」

ヤニーはまたしても
ニヤリと笑う。