新side




やっと言えた俺の気持ち。




心はいきなりすぎて、口が開いたまんま。




せっかくの顔が台無し。




「………返事は?」

「私を……新の……」

「俺の?何?」

「彼女にしてください……」

「ああ、一生俺のものだッ…」




俺たちは微笑みあった。




そう、過去も消えたわけじゃない、それを背負いながら二人で歩いていこう。




幸せの価値感はみんな違って輝いてる。




今の…俺はこの瞬間がとても幸せだと思った。