心を失ったカノジョ

そう片手には……いつも持っていたカッターと凶器となる武器、両方を兼ね備えた。



「……やめて、おねがい」

「お母さんたちもそう言ったよ?でもあんたらは助けなかった」




そうこの村の全員を……お寺に集まらせた。




私の匠のコトバで騙してノコノコついてきた奴に睡眠薬を飲ませ、その間にしばりつけた。




そう今は両親と同じ目に合わせている。




いつ殺されてるか体を震わしながら私を見上げる。




「助けてほしいですか?ダメですよ、誰も両親を助けなかった」




おじさんは助けようと思ったけど私の勘違いだから、助けてあげない。




なんて醜い人たち……自分が死ぬ際には




「私は貴方の両親好きだったわよ?」




嘘を重ねて自分だけが助かろうとする。




私はそれを無視してソイツを踏んでこう言った。




「あんたら人間じゃない」