昼には呼び出しされて、前のように学校の裏に来た。




「……用は何?」

「へえ、しゃべるようになったんだー」

「今日は何、早く言ってよ」



またあと金属バットで頭を殴られた。




もう呆然とみてるだけじゃイヤ。




前みたいにされるがままなんてイヤ。




近くにあった武器を片手に立ち向かった。




結局は……ボロボロになって頭から血が出ていた。




「大丈夫?心ッ」




ほら心配してくれる仲間がいる。




私は……殻にとじ込もってただけ。




「大丈夫……」