「朝ご飯、一緒に行こう?」 優しく、青磁先生は誘ってくれたけれど、 私は、上手く応えられなくて、首を横に振ることしか出来なかった。 「…そっか」 残念そうな声がして、青磁先生の足音が遠く、遠くなってゆく。 私は、またぼんやりと桜を眺める。 ひらりひら 静かに、少しずつ舞い散る桜色。 いつもと同じ、何も変わらない。 何もー