付き合い出した頃の俺は、


アイドルとして売り出した頃で、


普通の恋人同士みたいに

手を繋いだり

人前で、名前を呼び合ったりする事が出来なかった。





それでも彼女は、

嫌な顔せずに、「駄目ならしょうがないよ」と

笑顔で許してくれた。