大粒の涙が、次々にかれの頬に落ちる――― 「―――ん・・・―――」 あ・・・れ・・・?これは・・・夢? 3日間目を覚まさなかった彼が、ゆっくりと目を開けた。 「翔・・・?」 声は聞こえてるようだけど・・・しゃべる事はできないらしい・・・。 「大丈夫!!?今、お医者さん呼ぶから!!」 そういって、ナースコールを手に取り医者を呼んだ。