だっる。
てか塾クーラー寒いし。



「長谷…?大丈夫か?」


「センセ…寒いです。」


「……大丈夫か?」



先生はあたしの背中を擦った。



「ジャケットでよかったら貸すから。」



そういってあたしにジャケットを掛けた。



「この問題わかってるか?」


「うん……」



なんかしんどくなってきた…
目が少し潤む。



「長谷?」



先生はあたしの顔を覗きこんだ。



「センセ…?」


「熱か?」



そういってフラフラしたあたしの肩を掴んでおでこをくっつけた。



「―……ッ///」


「風邪ひいてるのか?」