盃に乾杯!?

「他の女でも、
抱いてくるの?」


「その方がいいかも。」


大杉は普通に言ったけど、
私は何故か、
嫌な気分になった。


「やきもち?」


「何で?」


「香澄の顔に書いている。」


「そんな事は・・。」


「冗談だよ。
お前しか興味が無い。


期限つけてもいいか?」


「何を?」


「今度お前の誕生日に
全ていただくからな。」


ニヤリと見せる大杉の
笑顔に私の背中から、
大量の汗が流れ落ちた。