「今日は土曜日だし、
ゆっくり眠れる。


俺が寝かしてあげるし、
香澄の甘い声も、
聞きたい・・・。」


「いや!!!」


「何でだよ。


ここは全て防音効果だから、
甘い声なんて、
俺様しか聞こえないんだぞ?」


「だから!!!」


「香澄?」


「何よ!!!」


「俺達もうそろそろ、
大人の階段を上がっても、
いいじゃないのか?」


向かい合って座っていた
大杉が私の横に来た。