「香澄!!!」


何で私の名前を、
しかも呼び捨て!!!


「知っているのか?」


向こうのお父さんが、
相手に聞いた。


「ああ。


同じクラスで、
同級生なんだ。」


私にウインクして、
彼は笑っていた。


私が1番嫌いな相手で、
生徒会長の、
大杉大五郎であった。